涙は1日2〜3ml分泌され外から入る菌を退治し、血管の無い角膜に栄養を運ぶ働きがあります。一分間に 5〜10回瞬きをすることによって眼の表面についたゴミを流します。涙の量が少なくなったり働きが悪くなると眼が痛い、疲れる、ごろつく、夕方になると充 血する、朝に眼が開きにくいなどのドライアイの症状が出ます。
老化による涙液分泌の低下
全身疾患(膠原病、糖尿病など)の症状として
薬(精神安定剤、降圧剤、抗アレルギー剤、点眼のし過ぎなど)
冷暖房 コンピューター作業や読書、テレビを見ているとき、まばたきの回数の減少など。
保湿器を置く、ドライアイの眼鏡をかける、瞬きの回数を意識して多くするなど。
治療は人工涙液の点眼を行い、角膜に障害をきたしている場合は眼に軟膏を塗ったり涙の出口(涙点)を小さなプラグでふさいだりします。